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番組審議会から

第670回番組審議会

議  題 『パラシュート部隊の親孝旅行』
2025年3月25日(火) 午後7時00分~8時00分
出席委員(レポート提出含む) 藤 井 克 已 委員長
喜多村 浩 司 副委員長
石 村 一 枝 委員
 森  亨 弘 委員
中 村 ク ミ 委員
林 田  歩  委員(レポート)
 辻  慎 一 委員(レポート)
太 田 宏 昭 委員
横 尾  誠  委員

「孝行のしたい時分に親はなし」や「風樹の歎」に代表されるように、いつの時代も、親孝行への後悔は尽きないものです。
そこで、“いつか親孝行をしたい”そんな福岡県民に贈る「親孝行」をテーマにした番組が『パラシュート部隊の親孝旅行』です。

一緒に行きたい観光スポットやグルメなど、誰でも親孝行したいことの1つや2つはあるはず。そんな親孝行を番組で実現!福岡の街で出会った方が考えた「本気の親孝行の旅」に密着。
この番組を見れば、きっとあなたも親孝行がしたくなるはず。

委員からは

  • 一般の普通の家族の歴史というか、昔の頃から、写真なんかを上手に使って家族の歴史を再現しているような、そこに入り込んでいくようなつくりになっているのがなかなか良かった。
  • 見た人にとっても、何かちょっといいことをしたような、そんな気分にさせるような番組だった。
  • 次回はトラブルも含めた面白い旅がまた違う形であってもいい。
  • 「親孝行」という誰にとっても身近なテーマに真っすぐと向き合った非常に誠実な、いろいろ考えさせられるということではなくて、直球で感動させられるような番組だった。
  • 3日間取材をされて探し続けるというところは、企画を本気で成立させたいという熱意も伝わってきた。
  • 「親孝旅行」の主役になった竹岡さん親子のストーリーは、お父様を亡くして、母と子で支え合いながら成長してきた背景というものをしっかりと描かれていて、視聴者の共感も得やすかった。
  • 20歳の青年が自らの言葉でお母様に感謝を伝える姿というのはストレートに感動があった。
  • 八つのサプライズという段階的に展開させるストーリー構成、またBGM等は、番組全体が良いテンポで進んでいて、視聴者を飽きさせない工夫をされていた。
  • 家族の記憶とか時間の流れを丁寧に描かれていて、すごく誠実さを感じた。
  • ハウステンボスという場所で、お花とか花火とかビジュアルも美しくて、心に残る演出だった。
  • スタジオのパラ部のお二人、また、えもりえさんのリアクションとかコメントは視聴者の気持ちを代弁してくれていて非常に良かった。
  • 何といっても、明るくてパワフルなお母さんのキャラクターでもっていた部分が大きく、子供を育てるという責任と自覚がこもっていて素晴らしかった。
  • 面白い企画だと思いましたし、1回目としては非常に満足度の高い番組でしたけれども、果たして継続していくのかというのを非常に注目したい。
  • 20超えの連敗は無駄ではなかった。密着取材のためにインタビューで多くの方に親孝行を考えてもらう、そして、一般の方の親孝行に対する自然な声が聞けたのは素晴らしい。
  • バラエティーと思い気楽に見始めたんですけれども、ドラマのような展開になり、見入ってしまいました。そういうところが制作側の狙いだったとすればすごい!
  • 竹岡青年と出会ってわずか2週間程度で旅行の企画、しかもサプライズな内容を作って、ハウステンボスさんの全面的な協力を得るところは、TNCの底力を感じた。
  • 火曜日の19時から20時というゴールデンタイムにTNCの独自番組を作る力というのは素晴らしい。
  • 親孝行をサポートするのを映像化して皆さんが感動する番組を作れないかと思ったTNCの企画力に敬意を表したい。
  • 番組タイトルに「旅行」とあるんですけれども、出発とか計画という部分がなく、かつハウステンボス中心になってしまっていたので、ちゃんと家を出るところから、旅路もしっかり出せると、「旅」という部分が出たのかな。
  • インタビューで出てきた人々、「取材OKは出ず」と画面に映った人々は、ほぼ20代の若い世代ばかりで、もっと多様な年齢層を意識して放送してほしかった。
  • えもとさんは泣きキャラを前面に出し過ぎており、こんなに泣ける場面かとあまり良い印象を受けず、ややミスマッチな感じがした。
  • 結婚式のときに流れてくるVTRを見ているような感じで、なんか泣かせよう泣かせようとしているようなところを感じた。
  • 「感動」というものが先に出てしまって、展開が予想されるのはあまり面白くないかも。番組冒頭から自己満足のイメージがありました。
  • 20連敗って書くのはどうかなと。それはこっちが感じることで、20連敗してやっと見つけたということではないような…。
  • クライマックスが終わった後の最後のコメント、僕にはスタジオが長過ぎた。感動であのまま、こういう番組で募集しますよぐらいで終わってほしかった。
  • お兄さんはこういう理由で番組に出演しませんとか、そういうことをちょっと入れていただいたほうが、視聴者は安心するんじゃないか。

などの意見を頂きました。

局からは

  • 見てほっこりするというか、優しい気分になれる番組を作りたいという中から、親孝行という題材にたどり着きまして、さらにその親孝行の具体的なやり方というのが旅行だったというところで番組を制作いたしました。
  • 彼が考えてきたサプライズを全面的に実現してあげようというところで、彼を最初に連れていってしまって、旅行と言っているんですけれども、結局お母さんには一人で来てもらうことになったというところは反省点。
  • 彼に出会って、本当に素直にお母さんに親孝行したいという気持ちがスタッフに乗り移ってしまったといいますか、ちょっとそっち側に行ってしまったところはあった。
  • 若い方にも見てほしいというか、若い方にも親孝行を考えてほしいといったようなところで、若い世代を中心にインタビューをしていった。
  • 最初はあくまでも親孝行するというコンセプトだったので、必ずしも感動というようなところをメインにはしていなかった。
  • 次回に関しては募集もしていまして、その形でやるのか、もう一回インタビューをしてみるのか、どのような形がいいのかは考えていきたい。必ずしも感動じゃなくても、1泊2日で何か、食い倒れツアーじゃないですけども、いろいろな親孝行の形が番組として見せられたら。

などの説明をしました。

番組審議会事務局より

  • 視聴者レスポンスについて
    2025年4月に寄せられた視聴者ご意見などの件数および特徴を書面にまとめてご報告しました。
  • BPO放送倫理検証委員会決定について
    4月24日に公表されたBPO放送倫理検証委員会決定第47号について概要文書を作成し、ご報告しました。
  • 2024年10月~2025年3月の番組分類種別について
    2024年10月~2025年3月の番組分類種別について説明し、了承をいただきました。

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