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これまでの放送内容

2011年11月20日(日)

中学生たちの戦争 ~追想画が伝える学徒動員~

熊本県の旧制人吉中学の同窓会が今年も開かれた。昭和17年4月の入学。彼らは3年生の時に戦争を背負わされた。学徒動員である。

男たちは戦争にとられ、生産現場は空洞化。中学生や女学生が労働力となった。西峯さんら人吉中の生徒たちは長崎の海軍工場に動員、到着5日目に戦争という現実を目のあたりにする。B29の大空襲だった。同じ熊本から動員されていた御船中の仲間たちに犠牲者が出た。死がすぐそこにあった。

戦争が全てだった時代…深刻な食糧事情が中学生たちを苦しめた。朝から夜まで、今日も明日も「ひもじい」。それは2度と体験したくない日々だった。そんな我が子を思い、親たちは食料を運んでくれた。ただし校則で差し入れは御法度。西峯さんたちは、それぞれの隠れ家で、親たちと会い空腹を満たした。親たちは自分たちの分を削って、我が子へ食料を届けた。西峯さんは、そんな母の愛を防空頭巾に感じていた。「僕の頭巾は他の人より一廻り大きかった」。こうした学徒動員の記憶を、西峯さんは追想画にして画集にした。次の世代に語り継ぐべき戦争。西峯さんの動員学徒追想画は、平和への願いである。

制作局テレビ熊本(TKU)

次回放送内容

OA:2026.05.31(日)

ジントニックをはじめ、多くの有名カクテルに用いられている酒“ジン”。新たなジンが誕生した。雑味のない、どこまでも透き通ったきれいな味。目指したのは、五島の風景のアロマが香るジン。その名は『GOTOGIN(ゴトジン)』。五島列島福江島の北部に位置する半泊地区。潜伏キリシタンの名残のある小さな入り江の集落に小さな蒸溜所ができた。2022年12月に開業したジン専用蒸溜所「五島つばき蒸溜所」。ここでつくられているのがゴトジンだ。立ち上げたのは、日本を代表するビール会社で働いてきた3人の男たち。代表を務める門田邦彦さん(52)。マーケティングを担当する小元俊祐さん(58)。酒の味を開発するブレンダーの鬼頭英明さん(59)。早期退職をして、それぞれ単身で五島へ移住した。様々なボタニカル(植物成分)を独自に組み合わせてつくることができるジンは無限の可能性を秘めていて、その土地を表現する酒と言われている。ゴトジンは五島名産の椿の実をキーボタニカルに17種類のボタニカルからひとつひとつ細やかに蒸留して20の原酒を製造。それらを芸術的な感性でブレンドしていく。3人はプライベートでも新しいことに挑戦。混声合唱団へ入り酒づくり以外でも地元の人たちとの交流を深めている。小さな入り江の小さな蒸溜所で世界でたった1つだけの酒づくりに挑戦している3人の男たちに密着。

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