土の味わいが素朴な表情を生み出す『唐津焼』は来年で430周年を迎える。唐津で最も古い窯元・中里家の当主。
佐賀県唐津市にある「中里太郎右衛門陶房」を訪ね、匠の作品を見せていただく。土、釉薬、そして技法にこだわった作品の数々は、匠の挑戦の証。十四代の茶盌でいただくお茶は格別な味だ。
優れた技術を持つ九州各地の匠たちを紹介している「匠の蔵」。8月の匠は、佐賀県唐津市の十四代 中里太郎右衛門さん。中里家に代々伝わる技法に加え、新たな挑戦を続け『唐津焼』を作り続ける匠の“志と技”、ぜひご覧ください!