1993年、日本初の世界自然遺産に登録された鹿児島県・屋久島のネイチャーガイド。NPO日本ウミガメ協議会の理事として、絶滅が危惧されているウミガメの調査と保護活動にも力を入れる。
屋久島の中で最もウミガメの上陸、産卵が多い永田浜に調査のためのコンテナ基地を置いた。個体識別標識により、産卵した年、回数、卵の数など、細かなデータの蓄積が始まった。謎に包まれたウミガメの生態を少しでも解明していこうと尽力する。
屋久島に上陸したウミガメには個体識別ができる標識をつけている。これまで岩手県、海外では中国沖などの遠方でも確認された。おとなになれるのは5000匹に1匹、しかも20年以上もかかるといわれるウミガメの行動が少しずつ解明されていく。
大野が今、最も力を入れているのは、屋久島が北半球一の産卵場となっているウミガメの調査と保護活動だ。絶滅が危惧されるウミガメ。2025年には2000頭以上のウミガメが上陸、産卵した。大野自身が撮影した記録映像から、その様子も紹介する。
大野睦は屋久島の観光客、特に海や山など自然を旅する観光客を案内するネイチャーガイド。屋久島への「入口」は縄文杉に代表される世界遺産の風景だが、それだけでない、屋久島の魅力を訪れた人々に感じてほしいという気持ちで島を案内する。
優れた技術を持つ九州各地の匠たちを紹介している「匠の蔵」。1月の匠は、鹿児島県屋久島の大野睦さん。絶滅が危惧されているウミガメの調査と保護活動にも力を入れる匠の“志と技”、ぜひご覧ください!