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これまでの放送内容

2019年7月30日(火)

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テレビで会えない芸人… ―松元ヒロの世界―

一人のお笑い芸人が今、ひっそりと注目を集めている。その芸人はテレビに出ることはない。それでいて、公演のチケットは入手困難。その芸人の名は、松元ヒロ、66歳だ。

 松元ヒロは鹿児島生まれ。高校時代は鹿児島実業高等学校陸上競技部で都大路を駆け抜け、その後、法政大学法学部政治学科へ。箱根を目指したが、いつしかお笑いの道へと進んだ。パントマイムから始まった芸能の世界。その後、コント集団「ザ・ニュースペーパー」を結成。社会風刺の笑いは人気を集め、あの立川談志に“お前を芸人と呼ぶ”とまで言われた。
 その松元ヒロが独立し、今年で20年目になる。“社会”を“笑いで切る”そのスタイルはより一層磨きがかかっていた。
 2019年春、松元ヒロは新たな公演に挑んでいた。“社会の弱者のために…”思いが舞台で爆発する。会場は大いに笑い、やがて静まり、涙する。TVで会えない66歳芸人の姿は今の社会を映し出していた。

出演者:松元 ヒロ

制作局鹿児島テレビ放送(KTS)

次回放送内容

OA:2025.08.17(日)

太平洋戦争末期の1944年、地上戦が迫っていた沖縄。国は、戦闘の足手まといになるとして、沖縄の子どもたちを九州へと移動させる「学童疎開」を推し進めました。親元を離れ、九州各県へと向かった子どもたちを待ち受けていたのは貧しい暮らしでした。当時の記憶を次の世代につないでいくために、去年、沖縄では学童疎開を追体験する研修が企画されました。県内の小学5・6年生が参加したなか、特別な想いを抱いて研修に臨んだのが眞榮城百恵さん(11)です。百恵さんのひいおばあちゃん、糸数裕子さん(享年97)は学童疎開の引率教師として、終戦まで宮崎に身を寄せ苦労の日々を送った体験がありました。ひいおばあちゃんの過去や当時の子どもたちのことを知りたいと、百恵さんは宮崎の地を訪れたのでした。

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