ページトップ
TNCメニュー

これまでの放送内容

2017年10月10日(火)

サムネイル

小さな島の打ち上げ花火

沖永良部島の島の南にある知名町で8月、一年に一度島民が心待ちにしている夏祭り。島民に祭りを、そして花火を見せたいと奔走する知名町商工会青年部メンバーを追った。

 鹿児島市から南へ552キロ、奄美群島の南西に位置する隆起珊瑚の島、沖永良部島。島の南にあるのが知名町。人口はおよそ6000人。年間100人ほどのペースで人口が減っているという。8月、一年に一度島民が心待ちにしているイベントがある。「普段島では経験できないこと」をコンセプトに、毎年知名町商工会青年部の若者たちが企画・運営している小さな夏祭りだ。
 メインの打ち上げ花火を担当するのは、タイヤ店を営む神里隆樹さん38歳。青年部に入ってから、花火大会をはじめ、島の行事に携わるようになった。仕事をそして家族を犠牲にし、それでも島民に祭りを、そして花火を見せたいと奔走する青年部のメンバー。誰かのために、誰かの笑顔のために。「自分を犠牲にして、誰かのために尽くす」ことを、夏祭りを通して考える。

出演者:【ナレーター】 美川 愛実(KTS)

制作局鹿児島テレビ放送(KTS)

次回放送内容

OA:2025.08.17(日)

太平洋戦争末期の1944年、地上戦が迫っていた沖縄。国は、戦闘の足手まといになるとして、沖縄の子どもたちを九州へと移動させる「学童疎開」を推し進めました。親元を離れ、九州各県へと向かった子どもたちを待ち受けていたのは貧しい暮らしでした。当時の記憶を次の世代につないでいくために、去年、沖縄では学童疎開を追体験する研修が企画されました。県内の小学5・6年生が参加したなか、特別な想いを抱いて研修に臨んだのが眞榮城百恵さん(11)です。百恵さんのひいおばあちゃん、糸数裕子さん(享年97)は学童疎開の引率教師として、終戦まで宮崎に身を寄せ苦労の日々を送った体験がありました。ひいおばあちゃんの過去や当時の子どもたちのことを知りたいと、百恵さんは宮崎の地を訪れたのでした。

年別アーカイブ

制作局

  • LINEで送る
ページの先頭へ