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これまでの放送内容

2016年12月4日(日)

この広い空の下で~大刀洗飛行場の記憶~

当時を知る人たちは、年々その数を減らしていく。わずかに残った「71年前の若者たち」の語る言葉に、今こそ耳を傾けなければならない。

▼そこは長閑な田園の広がる町だった。稲穂越しに家々が臨める豊かな穀倉地帯だった。少なくともそこに大きな飛行場ができるまでは・・・。昭和20年、この地は米軍機の空襲に晒された。火が人々を焦がし、焼いた。▼大刀洗の町に突如襲い掛かった惨事が人々の記憶に特別な思いを残しているのは、若者たちが犠牲になったからだ。当時この地では航空隊の若い兵士、勤労動員の学生、女子挺身隊など、多くの若者たちが働いていた。▼71年前、青春の直中にあった彼らは、どんな思いで生き、そして死んだのか。福岡の一地方で起きた空襲の中には「若者にとっての戦争」が凝縮されている。当時を知る人たちは、年々その数を減らしている。今こそ彼らの「生」の声に耳を傾けなければならない。

制作局テレビ西日本(TNC)

次回放送内容

OA:2025.04.27(日)

2011年3月11日東日本大震災。福島第一原子力発電所がある福島県は、放射線災害の被害も重なり広範囲の避難となりました。その福島にすぐに支援に入ったのが、長長崎大学の教授で、医師の高村昇さんです。高村さんは、被ばく医療の専門チームの中心人物で、被爆地・長崎だからこそ培ってきた技術や知識をもって、現地の支援にあたっています。「被爆地・長崎、そしてチョルノービリで学んだ知識を福島の人たちのために生かす―。」 13年に渡り被災住民に寄り添ってきた長崎の医師を取材しました。

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